Vtuber動画の作り方 その4 動画作成ー背景・アバター
ここから、本番用 動画作成の手順に入ります。
Aviutl設定確認

まずは、動画の解像度を設定します。ここでは、1280×720に設定します。
メニューの「設定→サイズの変更→1280×720」を選択します。設定したいサイズがない場合は、「指定サイズ」を選択しサイズを入力して下さい。
続いて、拡張編集のレイヤーに名前をつけていきます。

レイヤー名(Layer1~)の枠を右クリックするとメニューが表示されますので、「レーヤー名を変更」を選択し、入力します。

今回の説明用動画のように短い動画では、レイヤー名を変更しなくても問題ありませんが、作成する動画の時間が長くなると、分かり難くなるのでレイヤー名をつけた方が良いでしょう。
背景の表示・設定
ここでは、背景は画像で行います。まず、背景画像(背景.jpg)をドラッグ・アンド・ドロップで、背景レイヤーへドロップします。
拡張編集では、この青いかたまりをオブジェクトと呼びます。(音声は赤色)
拡張編集は横軸が時間なので、ドロップした背景オブジェクトの端を左クリックしたまま、移動することで、表示時間を長くしたり短くしたりすることが出来ます。

アバターの表示・設定
次にアバターを表示させます。背景と同様に、ドラッグ・アンド・ドロップで、アバターレイヤーに3teneで作成した動画を、ドロップします。
動画ファイルは時間が決まっているので、背景のように表示時間を、長くしたり短くしたりすることはありません。しかし、先程作成したアバター動画は前後に不必要な部分が入っています。
ここでは、不必要な部分のカット方法を説明します。

手順は、アバター動画の分割を行い、不必要な部分を削除します。
ここでは、後半に不必要な部分があるので、その部分を削除します。
まずは、分割するポイントを探します。拡張編集の何もない部分をクリックしたまま、マウスを左右に移動すると縦の赤い棒が一緒に移動すると思います。その赤い棒が、その時間に表示される画面となります。
分割するポイントが決まったら、アバター動画上で「右クリック→分割」すると赤い縦棒の部分で分割されます。後半部分は不必要なので、「右クリック→削除」します。(クリックし選択した状態でDeleteキーでも削除出来ます。)
ここで、背景の画像が表示されずに、アバター動画のみ表示されていると思います。
Aviutlのレイヤーは、行が下へ行くほど、画像を手前に重ねて表示するので、上行のレイヤーは表示されなくなります。そこで、アバター動画の人物以外の背景(黄緑色部分)部分を透過させ、背景画像も表示させたいと思います。

まずは、アバター動画部分の青いバーをクリックし、「設定ダイアログ」を表示させます。右上の+(プラスマーク)をクリックし、項目を表示させ、クロマキーを探しクリックします。
次に設定ダイアログに追加されたクロマキーの設定項目から「キー色の取得」ボタンをクリックし、透過させたい色(黄緑色)をクリックすると、透過され背景も表示されます。
次は、タイトルです。
Vtuber動画の作り方 その1 音声
Vtuber動画の作り方 その2 アバター作成の設定確認
Vtuber動画の作り方 その3 アバター動画作成
Vtuber動画の作り方 その4 動画作成ー背景・アバター ← いまここ
Vtuber動画の作り方 その5 動画作成-タイトル
Vtuber動画の作り方 その6 動画作成-字幕
Vtuber動画の作り方 その7 動画作成-エンコード