[Aviutl初心者]カウントダウンタイマーの作り方-バータイプ編 その1-

基本のカウントダウンタイマーは寂しかったので、バーが時間とともに短くなっていくものを作って行きたいとおもいます。
バーを作成する

タイムライン(拡張編集)の何も無いところで、右クリック
『メディアオブジェクトの追加』→『図形』
図形の種類が『円』となっている部分を『四角形』に、数字のカウンターと同様に、オブジェクトの長さを10秒に変更します。
『サイズ』『縦横比』を変更し、表示したい大きさにします。

次に、図形の設定ダイアログ画面の右上のプラスボタンをクリックし、フィルタを追加します。
ここでは、『クリッピング』を選択します。
『クリッピング』の設定で、『左』の部分を修正します。
まず、「左」ボタンをクリックし、「直線移動」をクリックします。
そして、開始値0・終了値500とします。
開始値はゼロを、終了値はダイアログ画面で設定した図形のサイズにして下さい。
クリッピングを行うことで、四角形を左から徐々に(0から500まで)10秒かけて切り抜いていくイメージです。

枠を作成する
上で作成したバーは、完全に消えてしまい、途中から進捗度が分かりにくくなります。
進捗度が分かるように、枠を表示したいと思います。

上で作成したバーはそのまま使用します。
そのバーと同じ位置・サイズ・長さで、もう一つ四角形を作成します。

追加した四角形は、先ほど作成した四角形の 上のレイヤーに配置して下さい。

色の設定で、はじめに作成したバーと違う色に設定し、フィルタで『縁取り』を追加し、縁取りの色・サイズを設定します。

色やサイズは、オリジナルの動画のイメージに合わせて設定しましょう。
ここでは、あえてバー短くなった部分を別の色で表示する、カウントダウンタイマーにしましたが、背景が見えた方が良いシーンもあると思います。
次は、透過させるパターンを説明します。
バーの背景を透過させる
ここでは、短くなっていくバーの背景を透過させる、カウントダウンタイマーの作り方を説明します。
青いバー部分は、そのまま使用します。

青いバーと同じサイズ・時間の四角形を作成し、先ほどと同様に、青いバーの上のレイヤーに配置します。
追加した方の四角形に2つのフィルタを追加します。
1つ目が、『縁取り』
2つ目が、『マスク』です。
『マスク』の設定ですが、「サイズ」・「縦横比」は青いバーと同じ。
「マスクの反転」にチェックを入れて下さい。
同じ大きさで、マスクすることで、縁取りだけ残すことになります。

バーが消えていった部分は、シチュエーションを考え、透過させたり させなかったり 考えられると思います。
色々と使い分けて下さい。
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